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  • 2010.05.25 Tuesday
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命をあげよう/本田美奈子

市村正規,本田美奈子,岸田智史,園岡新太郎,鈴木ほのか,園山晴子,山形ユキオ
EMIミュージック・ジャパン

朝一番で聴く音楽というのは、かなりその日の気分に影響するものです。
単純なようだけど、天気の良い日に軽快な曲がスタートしたりすると、「お、iPod先生、ナイス選曲!」ということになるんだけど、そういう意味で言えば、今日のこの曲は完全に選曲ミス。



朝から切なすぎるよ、先生・・・




さておき。

1993年にリリースされた、ミュージカル『ミス・サイゴン』の初演ライブ版に収録。
ダイジェストではなく全37曲が、CD2枚組で完全収録されています。

これまでミュージカルというものにまったく興味を持っていなかったのだけど、今年2月、博多座で『ミス・サイゴン』を観てすっかりハマってしまい、ガマンできずに1ヶ月後にもう一度観に行った上に、さらにこのCDまで購入してしまった次第。
(ちなみに2月のキムは新妻聖子、3月のキムは知念里奈でした。)

本田美奈子といえばこの曲なしに語られることがないくらい有名な曲。
このライブ版CDの他にも、スタジオ録音されたものもあるし、YouTubeで探せば様々な動画も観ることができますが、このライブ版の『命をあげよう』は歌の重みが違います。
それは、このCDに収録された歌が「本田美奈子」ではなく、ミス・サイゴンのヒロイン・キムによって歌われているからでしょう。

この曲だけを聴いても充分すぎるほどの名曲ですが、エンジニアや幼馴染みトゥイとの再会、そして息子タムの存在が明らかになるあたりから、この『命をあげよう』に至るまでの流れは、CDで聴いても気持ちが昂ります。

この曲はかなり音域がかなり広いのですが、ファルセットを使わずに歌いきることが要求されます。
それは、キムの強い決意や覚悟をきちんと表現するため。
その決意が最後には不幸な結末を迎えてしまうのですが、果たしてキムはそれで報われたのか?残されたタムはどうなったのか?

架空の物語とはいえ、息子のタムとほぼ同年齢である(はっきりとした描写はないが、おそらく1975〜76年に生まれている。もちろん、実際のベトナム戦争の孤児たちも同年代であるのですが。)ということもあり、この曲を聴くたびに、そんなことを考えてしまうのです。

『命をあげよう』の歌詞はこちら


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